2025/08/18 14:30

にんにくは、昔から強壮剤やときに魔除けとしても珍重されてきましたが、料理でも必需品です。生姜、長ネギなどのネギ類とともにキッチンに常備され料理のアクセントとして重宝されています。なかでもにんにくは、香りも辛みも独特で超のつく個性派でありながら、不思議なことにどんな野菜とも相性がいいのです。どこかひと味もの足りないときに、一片加えるだけで味がぐっと引き締まり、安定感のある味に一変するのは、まさに縁の下の力持ちだからでしょうね。

一方、初夏(5月〜6月頃)に出回る新にんにくには、違う表情があります。通常、にんにくはしっかり乾燥させて長期保存できるように処理してから出荷されるので、カサカサした皮に覆われていますが、新にんにくは皮がみずみずしく、中には茎が付いたまま販売されるものもあり、まさに球根の形をしています。普通のにんにくに比べて皮がしっとりとして水分が多く、香りはよりフレッシュな感じがします。また、生で食べてみると、普通のにんにくより辛みが少なく、みずみずしさが感じられ、加熱するとねっとりホクホクした独特の食感があります。今年の旬を逃した方は、来年ぜひ新にんにくを召し上がってみてくださいね。

                                                              
にんにくの収穫は、毎年7月頃から始まり、1ヶ月程度乾燥処理を行い、8月中旬から、新物の出荷開始時期となります。ですからこの時期、採れたての新鮮で美味しいにんにくを頂く事が出来ます。夏バテ予防に、そしてお料理の美味しさアップに、日々少しずつ頂く事をお勧めします。にんにくを扱うときに、いちばん気をつけたい事は、火入れです。高温でいきなり炒めたり、中途半端な火入れをすると、辛みが飛ばず生ぐささだけが残ります。こうなると胃がもたれますし、美味しくありません。ですからにんにくは低温でじっくり、ゆっくり火入れをする必要があります。これが“にんにくルール”です。7月に収穫された新物も同様です。(写真は今年の新物です→通常のにんにくよりわたしは好きです。)

にんにくの保存方法は、前回の生姜🫚同様、キッチンペーパーに包みビニール袋に入れます。そして冷蔵庫の野菜室など低温の暗所で保存して下さい。早目に使い切る事がポイントです。また丸ごとのにんにくは常温でも保存可能です。涼しい環境でビニールなどに入れずそのまま保存して下さいね。日々少しずつ使い、少しずつ元気を補充すると夏バテ知らずの暮らしが手に入るかもしれません。ぜひお試し下さい。

次回はにんにく醤油の作り方をお届けします。お楽しみに!