2025/06/17 13:49
6月も中旬を迎えました。北海道を除き日本列島全て梅雨入りしましたね。こんな季節ですが、この時期に楽しめる美味しいものもたくさんあります。今回はみんな大好きとうもろこしについて色々と書いてみたいと思います。
とうもろこしは、食べやすい甘さと豊富な栄養素が特徴の夏野菜です。主食として食べられている国があるほど、炭水化物が豊富に含まれておりエネルギー源として重宝されています。
また、炭水化物以外にも不溶性の食物繊維やビタミンB群やビタミンEが豊富に含まれています。その他、ビタミンCなどのビタミン、カリウムやマグネシウムなどのミネラルといった様々な栄養素が含まれ、便秘解消や美肌効果などが期待できます。抗酸化作用も高く、活性酸素による肌ダメージを防ぎ、アンチエイジングも期待できます。とうもろこしは、摂り過ぎに気を付けて食べれば、健康や美容にも有効で、且つまたダイエットにも役立てることが可能です。
では具体的に、とうもろこしを食べることで得られる5つの健康効果をもう少し詳しく説明しますね。
1.便祕解消・腸内環境改善
とうもろこしには、不溶性食物繊維が豊富に含まれています。その量はさつまいもの4倍とも言われています。不溶性食物繊維は、腸内で水分を吸収して膨らみ腸の運動を活発にする効果があり、便秘解消が期待できそうです。また水溶性食物繊維も含まれているため、腸内環境を整えます。仕組みとしては、水溶性食物繊維は善玉菌のエサとなって善玉菌を増加させ、悪玉菌や有害物質を減少させ、腸内環境の改善に役立ちます。すると安眠出来るホルモンがよく出たり、免疫力アップにも繋がるなどいい事がたくさんあります。
2.美肌効果
とうもろこしには、ビタミンB群やビタミンEが豊富に含まれています。これらのビタミンは、肌のターンオーバーを促進し、シミやシワの発生を抑える効果があります。また抗酸化作用も高く、活性酸素による肌ダメージを防ぎ、アンチエイジングにも効果が期待できます。ついでに記載するならば、とうもろこしの自然の甘さは、砂糖の摂取とは違い、甘くて美味しく頂きながら糖化現象も軽減される事による美肌効果も期待できます。
3.疲労回復
とうもろこしには、糖質とビタミンB1が豊富に含まれています。糖質はエネルギー源となり、ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換する働きがあります。そのため、とうもろこしを食べることで疲労回復効果が期待できます。夏バテ防止にも効果的です。梅雨のなんとなく体調の優れないこの時期にはもってこいの食材です。
4.血行促進・冷え性改善
とうもろこしには、ビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEは、血行を促進し冷え性改善に効果が期待できます。驚く事に、とうもろこし100g中には、まかじき100gと同じくらいの量が含まれています。また、未端の血流を改善することで、肩こりや腰痛の緩和にも効果があります。
5.視力維持
とうもろこしには、ルテインとゼアキサンが含まれています。これらの成分は、目の抗酸化物質であり、白内障や黄斑変性症などの目の疾患予防に効果が期待できます。
このように、とうもろこしは、美容や健康に様々な効果が期待できる食材です。ぜひ、旬のとうもろこしを食事に取り入れて、健康的な毎日を送りましょう。
次回はとうもろこしの茹で方と保存方法をお伝えしますね。お楽しみに。
つづく。