2024/12/09 11:51
知ってるようで知らない、日本でクリスマスを祝うようになった経緯。諸説ありますが、1549年スペイン人宜教師「フランシスコ・ザビエル」が鹿児島に上陸し、日本にキリスト教を広めました。そして3年後ザビエルは山口県でキリスト教の布教活動を行っておりましたが、この年に亡くなりました。その年の12月、ザビエルの後を継いだ「コスメ・デ・トーレス」らが山口県の司祭館に日本人信徒を招き、クリスマスを祝ったのが日本で初めてのクリスマスとされています。この後260余年キリスト教は禁止されてしまいます。時代は移り、1873年(明治6年)に禁教令が解かれたことで、日本で再びクリスマスが行われるようになります。そして徐々にクリスマスの物語や歌が広まっていきました。それから約30年後、1904年に明治屋(現在の株式会社明治屋)が店頭に大きなクリスマスツリーを飾ったことがきっかけで、多くの人に知られるようになりました。日本でクリスマスを祝う様になって120年ほどなんですね。現在の日本ではクリスマスに、チキンやケーキを食べるのが風習になっていますが、そもそも何故食べられるようになったのかご存知ですか?実はチキンを食べる様になったのは、1970年代に日本に上陸したケンタッキー・フライド・チキンが、「クリスマスにはチキンを食べよう」という広告を掲げてチキンを売り始めたことがきっかけなんです。そして実は「クリスマスにデコレーションケーキを食べる」というのも日本だけなんです!1922年に、不二家が初めてデコレーションケーキをクリスマスケーキとして販売し始めたのをきっかけに、日本ならでは、おめでたさを象徴する紅白を表現したクリスマスケーキが広まっていったようです。